2014年2月26日

34さい



☀ 13℃

こないだNYに行ってきた



マンハッタンの超高層ビルなのにレンガ造りっていうセンスのよさや、

チェルシーやウィリアムズバーグの圧倒的なギャラリー群、

ソーホーの洗練された感じもよかったけど、 

心にのこったというか、

影響をうけたのはやっぱり人だった 

(去年カンボジアに行った時もそうだったけどね



世界は人で形成されている



街を歩く人、

地下鉄に乗ってる人、

みんながとても強い“個”と“客観性”をもっているように感じられた 



心に一本芯をもっているから、

みんな余裕があってやさしい

外から来るものを受け入れる体制が先天的にできていて、

人のいいところを見つけ、

実際に口に出すのにみな秀でている



34歳になったこれからの一年は、

心の余裕のないところからくる苛立ちをなおそうと思う

人に対してのおざなりな対応を改めようと思う

もっと視線を定めて、

まっすぐ歩いていこうと思う



精神的に歪んでいたほうがよいものが造れるのではないか、

という人もいるけれど、

ぼくは、それだけでは成り立たないように思う

まだ34年しか生きていない経験則によるものだけれども、

精神的な歪みや感受性を強烈な理性で包み込んだとき、

初めてそれは具体的な形となってこの世にお目見えするんじゃないかと思う

つまり、

アウトプットするためには、

理性という編集者が必要なんだ



強烈な理性は時に、

鋭い感性とあいまって、

辺りに輝く粉塵を振りまくことがある



アートの面では、

まず、僕の描いているようなイラスト系の絵がほとんどなかったのにおどろいた

チェルシーやブルックリンの結構な数のギャラリーを回ったけど、

ほぼ皆無だった

(日本だといたるところにあるのだけどね



イラストはこちらでの主流ではないけれど、

逆にそこはぽっかり空いていて、

十分に入り込む余地はあると感じた



感覚的に鋭いものを、

さらにクオリティをあげてつくっていけば、

なんとか海外でも太刀打ちできるかもしれないんだよね◎



P.S.
心に花束を



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フラワーハート vol.3
木製パネル:F10/アクリル、紫陽花(6月の100人展出展作品

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